1.豊かな心を育む時間
絵画、工作などを通して色彩感覚や感受性を育んだり手先の器用さを向上させていきます。
決められたやり方で、型にはまったものを作るのではなく、独自の発想や作り方で作品を完成させます。
物を創り出す楽しさを体験することは、自由な発想ができるからこそ可能になると思います。
そして、感性が豊かになればものの見方が変わってくるので生活が豊かになっていきます。
美術教育ではそれを大切にしていきます。
2.作品展覧会に向けて
年に1度作品展覧会を実施します。
家族や友達や地域の方に作品を見てもらう機会を作ることで普段見れない部分を見せられたらいいなと思っています。
人の目に触れるということがあれば、作品を作るうえで1つのモチベーションにもなると思います。
絵画にするのか、工作にするのか、はたまた合作にするのかそれはそれぞれに決めてもらおうと思います。
3.横断的な学びを実現
トリプルシンキングの授業で考察したことを美術では取り入れていきます。
例えば、
「人気があるキャラクターの共通点を発見して、ご当地キャラを考えて描いてみよう」
や
「生活にあったら便利な道具のアイデアを出し合い、道具を工作してみよう」
など、トリプルシンキングの授業でやったことを美術の授業で形にしていきます。
このように、トイロの教育は個々にあったやり方で、学校に行けずに教育を受けられていない部分を取り戻していきます。
トイロの最終的な目標は
「自立」
です。
一人で何でもできるという意味ではなく、コミュニティの中で人に頼りながら人と共に生きていけるという意味です。
その実現のために、トイロに来て、
「仲間と共に思う存分学んで、挑戦する」
ことを体験してください。