1.演技指導はプロの講師
火曜日の14:00~演劇の授業があります。
専門学校や池田市で活動している劇団「ぼこあぽこ」劇団「すずしろ」などで演劇指導をしている
倉田操(くらたみさお)さん
を講師にお迎えします。
発達がグラデーションの子どもにも演技指導の経験がある方です。
週に1コマ担当いただき、子どもたちに演技の楽しさや、演劇の持つ可能性を体験できる授業を実践してもらいます。
2.演劇×教育=コミュニケーション学習
実は演技もコミュニケーションの学びになるのです。
台本を読み、演じる人物についての理解を深め、自分の中で煮詰めた感情を演技として表現するからです。
作られたモノとはいえ、登場人物を演じることで物語の中で生きていく。
この疑似体験が子どもたちの現実のコミュニケーションに活かされる学びになっていきます。
3.演劇は作られたモノだけど
教師をしていた時、
「恥ずかしい」
「嫌われたらどうしよう」
「否定されたくないな」
という理由で感情をうまく出せない生徒と出会うことがありました。
しかし、演技になると思いっきり感情を出せる生徒が意外と多かったです。
文化祭で劇をした時にそのような生徒と出会い、何度か驚かされました。
きっと作られたモノという前提があったから思いきれたのだと思います。
これが演劇の持つ力であり、可能性だと思います。
アメリカやヨーロッパでは演劇教育が以前から実践されているほどです。
4.舞台に立つ機会
年に1度劇場で公演を実施します。
「舞台を成功させる」という目標にみんなが向かうので、時には意見がぶつかったりもあるでしょう。
そんな大きな壁を乗り越えるための話し合いや、信頼しあうことや尊重しあうことも学んで欲しいと思います。
これもまたコミュニケーションの学びだと思います。
どのような演劇になるか楽しみです。